2022年度実施の公立小学校の教員採用試験の競争倍率は2.3倍となりました。4年連続で過去最低を更新しました。
全校種の採用倍率も過去最低となりました。
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教育の危機は国家の危機だという意見が多く見られます。
また2倍あるという声もありますが、この倍率になると受かってはいけない人も受かっています。
では昔はよかったかと言えばそんなことはありません。
一方ですでに教員になった人たちの一部は大変な状況のようです。公務員は日本社会の勝ち組ではなくなってしまったのでしょうか。
雑務に時間を割かねばならなくなった現状を改善すべきだという意見が多く聞かれますが・・・
しかし、現場改革は書類上では進んでいます。
外部労働市場がなく転職ができないのに一方的にトップダウンにしたら職場は地獄になりますが、関係者の意識にそれはのぼっていません。それでも身分保障がいちばん欲しいものだということなのでしょう。
教育行政は原因がわからないまま対策だけが迷走しています。