静岡県で3人を居眠り運転で死傷させた罪で収監され、その後米国へ移送されたリッジ・アルコニス受刑兵が仮釈放されました。
日本の裁判所はアルコニス氏が眠気を催したことで事故を起こしたと結論づけましたが、米国政界やメディアからは情状酌量の余地が無い不当な判決だとして、日本の司法の正当性に疑義を唱える人々が居ました。
アルコニス氏の配偶者に至っては、夫が「犯罪を犯したことはない」と発信しています。
アルコニス夫人とバイデン大統領 2023年2月
アルコニス家はリッジ・アルコニス氏の帰国後もメディアに出て同氏の釈放を要求していました。努力が実ったようです。
彼はもう日本の刑務所にはいませんが、リッジ・アルコニス海軍中尉はまだ釈放されていません。彼の妻@BrittanyAlkonisは彼が犯罪を犯したことはないと信じており、現在バイデン大統領に釈放への協力を求めている。彼女は家族の物語を共有するためにランダウンに参加します
バイデン政権は副大統領や大統領安全保障補佐官など主要閣僚を総動員して、アルコニス氏を送還するように日本に対し働きかけていました。
アゴラでは、日本の司法が非人道的だという米国国内の偏った認識に基づいて進んでいたアルコニス問題に関心を寄せていましたが、ついには日本では注目されずに幕引きとなりそうです。
未だに日本は中国で拘束されている邦人を解放させるための道筋を描けていません。一方のアメリカは正当な理由で外国で収監されている一人の邦人のためには強引に救出を試みています。
岸田首相は米国に守ってもらうためになりふり構わず従順な態度をとっているように見えてしまいます。たまにはNOと言ってみてはいかがでしょうか？
日本のパトリオット・ミサイルの米国への移送はインド太平洋ウォッチャーを驚かせる 1: バイデン政権の喫緊の脅威はロシア 2: バイデン政権は中国がすぐに台湾に侵攻するとは考えていない 3: 日本はノーと言う必要がある