過激派である「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)とみられる男が、警視庁公安部に身柄を確保されたことがわかりました。1974年から75年にかけて起きた連続企業爆破事件の重要指名手配犯とされています。
警視庁公安部に対し、神奈川県の病院に入院している人物が「桐島聡です」と名乗り出たという情報が寄せられました。男は偽名でこの病院に入院していたとのことです。
桐島聡容疑者 警視庁HPより
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およそ50年の時を経てとうとう逮捕されました。
昭和50年に東京・銀座にあった「韓国産業経済研究所」のビルに爆弾を仕掛けて爆発させた事件に関わったとして爆発物取締罰則違反の疑いで全国に指名手配されていました。
「東アジア反日武装戦線」はアナキズム系の武闘派極左テロ集団として、三菱重工ビルを爆破して8人を殺害するなど、企業を標的にテロ行為を繰り返していました。
自主と言っていいと思われます。桐島容疑者の心中やいかに。
自首した要因はいろいろ考えられます。本人は「最期は本名で・・・」と言っているようですが。
一方で、紙の保険証だから他人の名前で入院できました。それでも写真も入っていない紙の保険証を推す理由がよくわかりません。※【追記】10割負担で入院していたそうです。桐島聡容疑者にお詫び申し上げます。(1/28訂正)
保険証の不正利用に歯止めがかかるといいですね。