スターバックスに行く代わりに始めたこと

赤坂から晴海に引っ越しして、一番困るのではないかと思っていた事は、毎朝通っていたスターバックスが家の近くになくなることでした。

以前は、同じマンションの1階にスターバックスの店舗があり、暑い日も雨の日も、部屋から着の身着のままで出かけることができました。

現在の晴海フラッグの敷地内には商業施設はなく、コンビニエンスストアのファミリーマートが1つあるだけです。

仕方が無いので、毎朝ファミリーマートでモカコーヒーを買うのが日課になっていましたが、新たな試みとしてフレーバーティーを買って、自宅で飲むようになりました(写真)。

10年以上前に愛用していたルピシアです。

ポットとグラスもこちらで新調して、いろいろな香りを試してみることにしました。

コーヒーも大好きですが、バニラの香りのするフレーバーティーも結構好きなのです。

新しい環境に暮らすようになると不便なことが多く、生活の満足度が下がるかと心配しました。ところが、むしろ変化を楽しめる自分がいるのが少し意外です。

もともと性格的に変化に対する適応力が高いのかもしれません。

スターバックスだけではなく、ランチに気軽に行ける昔ながらの定食屋さんのようなお店が近くにないのも心配していましたが、広くなったキッチンで料理をする機会が増え、むしろ満足度が上がっています。

garett_mosher/iStock

部屋の中で生活する時間が長くなり、外出する機会が減って自分の興味が内向きになってしまわないかちょっと心配ですが、今は新しい環境に自分のライフスタイルを柔軟に合わせていこうとポジティブに考えています。

「丁寧な暮らし」はなかなか快適です。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年2月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。