民主党、共和党の大統領候補者を決める予備選・党員集会が米16州で一斉に実施されました。いわゆるスーパーチューズデーの始まりです。
スーパーチューズデーの一角を占めるコロラド州の最高裁はトランプ氏の大統領選への出馬資格を剥奪する判決を出していました。しかし、スーパーチューズデーを前に判決を急いだ米国最高裁の判決により、コロラド州の判決は無効とされています。
トランプ氏は着実に勝ち星を積み重ねています。
先日首都ワシントンDCの予備選で勝利したヘイリー元国連大使は、DCに隣接するヴァージニア州・アーリントン郡で圧勝しました。アーリントン郡には国防総省があり、政府機関で働いている人々が多く住んでいます。
しかし、ヴァージニア州全体で見るとトランプ氏が優勢です。
共和党予備選の結果により、どの州でも反トランプ層が少なくとも3割前後いることが可視化されています。これらの層は本選でトランプ氏に投票するのでしょうか?
ジェシカ: 今夜、候補者への投票が保証されない共和党有権者の出口を見てみましょう。ノースカロライナ州、35%、バージニア州 36%、カリフォルニア州 33%。これは一貫しており、トランプを望んでいないが共和党員であると認識している人、または予備選挙で投票している人の30〜50%がいる。
共和党のバーモント州予備選では、ヘイリー氏が勝利を確実にしたようです。
一方の民主党のアメリカ領サモアの党員集会ではバイデン氏が敗北を喫しています。2020年民主党予備選の時もバイデン氏はサモア領で敗北しています。
バイデン氏とトランプ氏はスーパーチューズデーで他候補を圧倒しています。スーパーチューズデーにより予備選の大勢が決まることから、2020年大統領選に続いて、2024年もトランプ対バイデンのドリームマッチ(?)が再現されることが確実となります。