晴海フラッグの「悪い予感」が的中しそうです

晴海フラッグに転居してからもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。静かな環境で生活施設も徐々に整い、快適な住環境に満足しています。

最初は数えるほどしかいなかった住人の数も最近目立って増えてきました。

私は平日・週末に関係なく、ほぼ毎日晴海フラッグと新橋駅をダイレクトに結ぶBRTを利用しています。一日に2往復することもありますから、もしかしたら晴海フラッグ住人で一番BRTを利用しているかもしれません。

そのBRTも、2月の当初は数人しか乗っていませんでしたが、最近では、座れない乗客が出るくらいに増えています。

通勤ラッシュ時には乗った事はありませんが、日中よりもっと混んでいるのかもしれません。

引っ越しで転入する人の数は、日に日に増えていますから、今後更に混雑することが予想されます。

ところが、BRTのサイトのお知らせを見ても、BRTの便数を増やす気配はありません。

このままの輸送力で、転入者がどんどん増えていくと、どこかで乗り切れない人が出てきます。公共交通機関は、実質的にはこのBRTか都バスしかありませんから、通勤する人たちの不満が高まりそうです。

晴海フラッグは1万人を超える住民になると予想されています。BRTの増便によって快適に都心にアクセスできる利便性が確保できれば、不動産価値はまだまだ上がると思っています。

しかし、今のままの運行頻度であれば、その期待は急速に消えてしまいます。

以前のブログに書いた晴海フラッグの悪い予感が的中しそうで、なんだかとても嫌な感じです。

解決には晴海フラッグ民の暴動が起こるのを待つしかないのでしょうか?


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年3月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。