ブルームバーグ・ニュースによると、2023年のアメリカ企業のレイオフは、全体のほぼ3分の1を中間管理職が占めたとのことです。2018年は20%だったことから、その増加が顕著にみまれます。
https://twitter.com/sakaijun/status/1768929102122336743
同記事では、中間管理職の削減のし過ぎによって不測の事態が起きて業務が非効率になる可能性があることも指摘しています。
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アメリカ企業においてはAIは中間管理職の脅威となっているようです。
一方で、よくも悪くも日本企業にはこのダイナミズムはありません。
管理職は罰ゲームとも言われるようになっており昇進を望まない人も増えているそうです。
日本企業で勝ち組の職位は「課長代理、担当課長」といった部下なし役職者だとか。あと、担当部長とかもいますね。
ただし、現在の管理職はほんとうに業務を管理しなくてはならないのでかなり激務になっているようです。
そして、中間管理職は氷河期世代でもあり、人材は足りていません。
さいきんは若手の残業規制があるので部下に仕事も振れません。
中間管理職はすぐに替えが効く消耗品なのでしょうか。
みんなが羨むような一流企業でも生き残れる人は一部なのでしょうか?
日米の中間管理職にはやく春は来るといいのですが・・・。