10日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの消費者物価指数が予想を上回ったことで円安が進み、円相場は一時1ドル=153円台まで下落しました。この結果、約34年ぶりの円安ドル高水準が記録されました。FRBが利下げを遅らせる可能性が高まり、日米の金利差が意識されて円を売ってドルを買う動きが強まったと見られています。
■
ドル円が上昇して一気に153円台にタッチしました。
米労働省が発表した3月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、FRBが利下げを早めるのは難しいとの見方が強まり、円安・ドル高&株安が進んでいます。
https://twitter.com/goto_finance/status/1778047148569002253
日銀がマイナス金利政策を解除した後も低金利政策を続ける見方があり、日米の金利差が広がって円安・ドル高をもたらしています。
日銀の微々たる利上げも今のところ効果はないようです。
円安も大きな要因である物価高騰は続いています。松屋のうまトマハンバーグ定食も650円(2020年)→830円(2024年)に。
為替介入はいつなされてもおかしくないですが・・・。
円安にもメリットはありますが、日本企業の不作為ゆえのメリットでしょうか。
政府や財界になにかを期待するのは難しいのかもしれません。