大谷翔平選手の元通訳である水原一平氏は、当初ESPNが水原氏が大谷選手の口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金したと報じていましたが、捜査当局によると水原氏が不正に送金した金額は総額1600万ドル(約24億円)以上であることが判明したとのことです。
賭けを行った回数は1万9000回、平均の賭け金は約196万円、負けた総額は約62億円となっていたそうです。
水原氏は2018年に大谷選手の口座開設や口座の詳細を設定する際には大谷選手の通訳をしていたとのことです。大谷選手の口座から賭け業者への不正な送金を行ったとされています。この行為により、水原容疑者は銀行詐欺の罪で訴追される可能性が濃厚です。
最大で100万ドル(約1億5000万円)の罰金と、禁固最大30年の刑罰が科される可能性があります。
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水原容疑者は、大谷選手の口座を使って賭博以外にも約1000枚の野球カードを購入するなど、さまざまな行動をとっていたとされています。
水原氏はいくらなんでも面の皮が厚すぎると驚きの声も。
連邦検察当局の捜査により、水原氏の不正行為が明らかになりつつありますが、大谷選手自身は被害者として扱われており、事件には関与していないとされています。
大谷選手の金銭欲のなさは有名ですが、ここまで関心がなかったことは驚きです。
大谷選手のコンディションに表面上は影響がないように見えることがせめてもの救いです。
今後の裁判で真相が明らかにされることを願うばかりです。