株式会社大学通信によると、2023年に卒業・修了した東京大学の学部生と院生の就職先トップ10は以下の通りだそうです。
1位 東京大学(146名)
2位 アクセンチュア(57名)
2位 ソニー(57名)
4位 楽天(47名)
5位 日本IBM(34名)
6位 野村総合研究所(32名)
7位 マッキンゼー・アンド・カンパニー(30名)
8位 中外製薬(29名)
9位 東京大学医学部付属病院(27名)
10位 NTTデータ(26名)
10位 リクルート(26名)
1位は東京大学自体で146人が就職し、2位はアクセンチュアとソニーグループでそれぞれ57人が就職しました。3位は楽天グループ(47人)、4位は日本IBM(34人)、5位は野村総合研究所(32人)、6位はマッキンゼー・アンド・カンパニー(30人)、7位は中外製薬(29人)、8位は東京大学医学部付属病院(27人)、9位はNTTデータ(26人)、そして10位はリクルートと同じく26人となっています。
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官僚の中で人気の高い外務省への就職は24人でトップ10に入りませんでした。「東大卒=官僚」という進路は、もはや過去のものになってしまったのでしょうか。
「官僚には絶対なりたくない」東大生就職先が10年で激変 リッチな生活が約束される人気企業は? デイリー新潮
メガバンクと総合商社の人気は衰えていないようです。
ただし、世間で思われているほど平均的なメガバンク行員の生涯年収は高くもないそうです。
一方でコンサル業界が人気のようです。総コンとは総合コンサルのことで人事戦略やM&Aなどの提案から、ITシステムの導入などのなんでも手掛けるのが特徴です。一方の選コン・戦略コンサルは企業の全社戦略やM&A、新規参入のアドバイスなどトップの専管事項に特化しているそうです。
総合商社の人気は納得ですが、コンサル業界の人気に疑問の声も。
学部生の就職先の1位は楽天でした。東大生の楽天への目のつけ所はどんなところなのでしょうか。事業内容はあまり気にならないそうです。
ただし1位の就職先は「東京大学」で、就職人数は146人と圧倒的です。
TSMCも人気のようですが、台湾の本社ではなくTSMCジャパンに就職する学生が多いそうです。
院卒ではHUAWEIへの就職も増えています。
誰もがうらやむ超大手企業への就職はいつの時代でも狭き門なのかもしれません。
東大生の就職先は時代の価値観や経済環境を映す鏡のようです。