バイデン大統領とトランプ前大統領が6月27日に候補者討論会を開催することで合意しました。大統領候補者が参加するテレビ討論会が慣例となってから最も早い日程での開催となります。
まだ民主党と共和党は正式な大統領候補者を決めていませんが、既にバイデン氏とトランプ氏は党内を完全に掌握しています。
トランプ大統領とバイデン大統領 Wikipediaより
6月での討論会の開催は、早い段階でメディア露出を増やし、浮動票を固めたいという両陣営の思惑が透けて見えます。
討論会に向けてルールが決められていますが、守られないことに違いありません。
トランプ氏は最近上場した自身のSNSでバイデン氏のことを「米国史上最悪の大統領」だと酷評しています。
6 月 27 日に、米国史上最悪の大統領であり、民主主義に対する真の脅威である悪徳ジョー・バイデンを相手に CNN の討論会に参加できることを大変光栄に思います。同様に、9 月 10 日に悪徳ジョーを相手に ABC ニュースの討論会に参加します。ありがとう、DJT!
また、トランプ氏は長文で、バイデン氏が討論会で惨めなパフォーマンスを発揮することを予見しています。
悪徳ジョー・バイデンは、私が今まで出会った中で最悪の討論者です。彼は2つの文章をつなげることができません！悪徳は、断然、米国史上最悪の大統領でもあります。今こそ、彼がアメリカ国民に、極めて破壊的な国境開放政策、新しくてばかげた電気自動車の義務化、圧倒的なインフレの容認、高税、そして世界を「燃え上がらせる」ことを許している実に弱い外交政策を説明する討論の時です。私は、6月と9月の2回の提案された時期に悪徳ジョーと討論する準備ができており、喜んでそうします。私は、2回以上の討論会を強くお勧めします。また、盛り上げるために、非常に大きな会場をお勧めします。ただし、バイデンは群衆が怖いと言われていますが、それは単に彼が群衆を理解できないからです。いつになるか教えてください。私はそこにいます。「ランブルの準備をしましょう！！
しかし、バイデン氏の期待値をどん底まで下げることは、トランプ氏にとって逆効果となるのかもしれません。
いつものように、共和党は議場でバイデン氏に対する期待を再び高めている。討論会の夜、バイデン氏が眠気を覚ますことができたときには、すでに期待以上のパフォーマンスを見せており、右派は彼がまたコカインを摂取したに違いないと激怒するだろう。
バイデン氏もトランプ氏に対してケンカ腰です。
ドナルド・トランプは2020年に私との討論会で2回負けました。それ以来、彼は討論会に現れていません。 今、彼はまた私と議論したいような態度をとっています。
まあ、楽しませてくれ、友よ。
しかし、候補者討論会がどこまで大統領選の趨勢に影響を与えるかは誰も分かりません。
大統領選の討論会は重要だと思うが、タイミングと影響については 実際にそれが重要であるという確かな証拠はなく、実際、メディアが「ゲームを変える瞬間」と判断するものが世論調査にまったく影響を与えるという証拠はまったくない。
討論会本番でバイデン大統領は年齢面での不安を払拭することができるのでしょうか？途中で寝落ちしないことを願うばかりです。