大阪公立大学で160~250人分の致死量の青酸カリなどが紛失

大阪公立大学の工学研究科研究室で、シアン化カリウム(青酸カリ)とシアン化ナトリウム各25グラムが紛失したことが明らかになりました。これらの毒物は成人の致死量が200~300ミリグラムで、計50グラムは最大250人分の致死量に相当するそうです。

薬品は鍵付きの保管庫に保管され、使用履歴も残っていませんでしたが、今年4月30日の棚卸しで紛失が発覚しました。大学は警察に被害届を提出する予定です。

大阪公立大学HPより

青酸カリは人が口にすれば200~300ミリグラムで致死量となります。

胃酸の塩酸と反応して猛毒のシアン化水素が生じて死に至ります。

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管理がずさんだったという指摘も。この可能性も高そうですが、外部に流出していないといいのですが。

事件の解明がなされるとともに、大学の薬品管理の現実的な見直しがなされるといいのですが。