「丁寧な暮らし」には調理器具と調味料が必要

Suchada Tansirimas/iStock

晴海に引越ししてから、キッチンが広くなり近所には気軽に外食できるお店が無いことから、自炊することが増えました。

それと共に増えたのが調味料と調理器具です。

基本調味料は、高くても良いものを使った方がお料理がおいしくなります。世界各地のお塩、羅臼昆布、いりこ、鰹節、超熟の醤油などを買い揃えています。

また、元々スパイシーなものが大好きなので、一味、ホアジャオ、実山椒、カンボジアペッパー、レモスコ、ニュースコ、黒七味なども次々と増えてしまいました。

そして、調理器具も随分増えました。私は調理器具に関しては、デザイン重視です。

最近購入したのは、クラウドファンディングで募集していたアルミ製の炊飯釜(写真)です。

静岡の名店勢麟さんが監修して、イハラ製作所が作るということで、注文してみました。プロダクトデザイン事務所「UO」のセンスの良いデザインで、早炊きの美味しいご飯が食べられそうです。

アルミニウムは熱伝導率が高く、土鍋よりも早く沸点に達することからお米を美味しく炊くことができます。表面にはアルマイト加工されており、金属臭がしないのが特徴です。色はシルバーではなく黒で鉄鍋のような風合いで、大きさも丁度良いサイズでした。

しかも陶器ではないので破損することもなく、軽量で使い勝手が良いというのもメリットです。お米以外にも色々な料理を作る鍋としても使えるようです。

ちなみに、こちらは7月からは一般販売も開始するそうです。

調理器具もそろそろ必要なものは揃ってきたので、次の興味は食器に広がっています。自分の好きな食器を使って、好きなものを作って食べる。

自分の好きなお店で外食するのも楽しいですが、自宅での丁寧な暮らしもそれに劣らず高い満足感を得ることができます。自炊と外食のバランスを取って食生活を更に充実させようと目論んでいます。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年6月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。