ギックリ腰になったらどうしたら良いか?

ハワイから戻った翌日に浴室の掃除をしていたら、いきなり腰に違和感を感じ鈍痛が残るようになりました。そのうちに激痛が腰の内部に走るようになって歩くのも大変な状態になってしまいました。いわゆる「ギックリ腰」です。

私は腰が弱くて、数年に1度このような症状が現れます。いつも安静にして自然治癒するのを待つしか方法が無く、今回もパーソナルトレーニングや歯科治療などの予定をすべてキャンセルして自宅で療養するようにしました。

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その際にある方からコルセットを付けて患部の腰を冷やすと症状が緩和して楽になるという話を聞きました。

藁にもすがる思いで、以前使っていたコルセットをクローゼットから見つけ出して、冷凍庫に入っていた保冷剤をタオルに巻いてコルセットと一緒に腰に装着してみました。

すると、確かに腰の痛みが少し引いたような気分になり、楽になりました。保冷剤はすぐに熱で溶けてしまうので、コルセットをしながら数時間毎に新しい保冷剤に差し替えていきました。

夜寝る時も保冷剤を付けたままで仰向けに寝るようにして、動かないようにしました。

すると数日後には症状がかなり改善し、腰の痛みは残っているものの外出できる程度にまで回復しました。

私のような腰痛持ちがギックリ腰になると数日間はまったく何もできなくなります。西洋医学的な治療方法は無いようで、ひたすらロキソニンなどを使って痛みの緩和をしていくしかありません。

腰を冷やして固定するという方法に医学的な根拠はあるのかどうかわかりませんが、少なくとも私の今回の腰の痛みには一定の成果があったようです。

まだ腰の痛みが残っていたものの、以前から予定していた京都と奈良の旅行は強行して出かけることにしました。

新幹線のシートやスーツケースの上げ下ろしは腰に負担がありましたが、コルセット装着で出かけたので思ったよりも快適に移動することができました。

無理せず、自然回復を待ちながら楽しみたいと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年6月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。