自民党の河野太郎デジタル相は、秋の党総裁選に立候補する意向を固め、麻生派の麻生副総裁に理解を求めました。河野大臣は麻生派の動向を見極め、最終判断を下す予定とのことです。
河野氏は2021年の総裁選に出馬し、1回目の投票で岸田文雄首相に僅差で2位になりましたが、決選投票で敗北しました。麻生派は支持を一本化せず、岸田氏と河野氏の双方を支持しました。
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勝ち目はないのではないかと言われていますが・・・
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さいきんこそ人気が下がり気味ですが、河野氏は次の首相候補の常連です。
前回の総裁選では麻生氏は河野氏を推しませんでしたが、今回は政治資金規正法などを巡って麻生氏と岸田氏の関係も変わってきているようです。
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保守層からの評価はよいとは言えません。
近年のエネルギー価格の高騰が日本経済の体力をそいでいますが、河野氏のエネルギー政策は迷走しています。とくに再エネTFの任命問題ではまだ説明責任を果たしていません。
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ロゴ問題に関連した不透明な再エネTFの人選問題も解決していません。
河野氏はこれまで国家公安委員長や外相、防衛相を務め、現在は岸田内閣でデジタル相を務めています。要職を歴任していますが、その対応には疑問符がついています。
ワクチン問題の説明はしどろもどろになっています。
河野大臣の経済感覚で日本は世界の潮流からさらに取り残されるかもしれません。
それでも河野太郎氏の首相への意欲は高まるばかりのようです。