28日に、異例づくめの米国大統領選テレビ討論会が開催されました。1960年にテレビ討論会が初めて開催されて以降、二大政党の正式な候補者が決まる党大会後、または大統領選の投開票日の直前に実施されることが慣例でした。しかし、既に本選モードに入っているトランプ前大統領とバイデン大統領の意向もあり、その慣例が破られました。
今回の討論会の最大の敗北者はバイデン大統領以外に考えられません。討論会中のバイデン氏は老いを感じさせる場面が幾度もありました。
見るに耐えられない場面も多々ありました。
バイデン氏:「私がコロナ対策で、いや、いや、対処しなければならなかったすべての問題に対処してきたように、すべての人が確実に保険の対象になるよう努める。ほら、ついにメディケアを打ち負かしたじゃないか。」
トランプ氏:「彼は正しい。彼はメディケイドを打ち負かした。徹底的に打ち負かした。」
あまりにバイデン大統領のパファーマンスが酷かったことに、普段はバイデン氏を支持しているCNNやMSNBCなどのリベラル系メディアのコメンテーターも言葉がありませんでした。
今起きていること:討論会後、メディアは大パニックに陥っている。
– 禿げかかったジョイ・リードさんは、討論会の間ずっと(バイデンのパフォーマンスに発狂している民主党関係者から)携帯電話が鳴り続けていたと語る。
– ニコル・ウォレス氏は、バイデン氏が他の大統領候補と交代することに関する話し合いが明日から始まると述べた。
– ヴァン・ジョーンズは「(バイデンを見ているのが)痛い」と言い、泣きそうになった。
– ジョン・キング氏は、民主党は全面的にパニック状態にあり、バイデン氏の退陣を望んでいると述べている。
CNNの討論会特番に出演しており、元オバマ政権関係者でもあるジョーンズ氏は、涙ながらにバイデン氏は大統領選から撤退するべきだと発言しました。
CNNのヴァン・ジョーンズ、バイデンに選挙戦からの撤退を要求: 「今、彼に別の道を検討してほしいと願う人はたくさんいるだろう…それは私たちがジョー・バイデンに求めていたことではない。多くの人々にとって個人的に苦痛だ」
バイデン氏は風邪をひいていたこともあり、声がかすれており、弱々しいイメージを有権者に見せてしましました。
バイデン氏は風邪をひいていると大統領に近い人物がアクシオスに確認した。討論会が始まったときは彼の声はかすれていたが、夜が更けるにつれて強くなっていった。
民主党はまだ選挙前の党大会を開催しておらず、今からでも候補者を変えることは理論上可能です。これから民主党内におけるバイデン降ろしは本格的になるのでしょうか?
われわれは現実を直視しなければなりません。
それでも民主党は現実を受け入れたくないようです。
今夜の討論会の勝者😎