20年ぶりに新しい紙幣が7月3日に発行されました。新しい紙幣は、日銀から各金融機関に引き渡され、午前中に手にすることができる金融機関もあるとのことです。紙幣のデザイン変更は2004年以来、20年ぶりのことです。
とにかくこれでもかというくらいに最先端の技術が駆使されているとのことです。
名残惜しいですが、旧札もしばらくは流通します。
渋沢栄一さんは不適切なのではと心配する声もありましたが、無事この日をむかえられました。
今回の新札切り替えが、かつての新円切り替えのような事態になるのではと心配する人も・・・。
しかし、世界的には高額紙幣は使われなくなる傾向があります。
参照:1万円札は地下経済の温床
1万円札を廃止することで、脱税やマネーロンダリングなどの犯罪を減らす効果に加え、自動的に電子決済が普及するようになります。
参照:日本は1万円札を廃止せよ 米ハーバード大教授 ケネス・ロゴフ氏
日本経済の課題となっているタンス預金もあぶり出されることになるのでしょうか。
いずれにせよ、一部の人を除いてデジタル化に反対する理由はあまりありません。
新札発行は、お金とはなにか考えるよい機会になるといいですね。