TBS「サンデーモーニング」の膳場貴子アナウンサーが、ドナルド・トランプ前大統領銃撃事件のニュースを報じた際の発言が波紋を広げています。
この事件について、コメンテーターの藪中三十二氏は「大統領選挙に有利になる可能性がある」と述べ、膳場アナは「プラスのアピールになりかねない」と発言しました。
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銃撃直後の時点でこのコメントは不適切極まりないと言われても申し訳は立ちません。
アメリカの前大統領で大統領選の候補者が銃撃され負傷し参加者1人が死亡し容疑者も死亡しています。
アナウンサーとしての基本的な教育ができていないのではと訝しむ声も。
ただし、膳場アナは素人だとしても、藪中氏は外務省OBどころか元外務次官であります。
テロによる民主主義の破壊という視点はないようです。
関口宏氏が引退し司会者が変わっても民主主義よりも政局を優先する安定のサンモニです。
最大の政敵であるはずのバイデン大統領や論敵ですら、このテロ行為を民主主義への脅威ととらえています。サンモニの報道の異常さが際立ちました。
ジルと私は、トランプ氏を安全な場所に連れてきてくれたシークレットサービスに感謝している。アメリカにはこのような暴力は許されない。私たちは国として団結してこれを非難しなければならない。
アメリカ識者らの反応は、死者を悼むことを忘れた人たちとは大違いです。