武見厚労相が旧来の風邪を「5類感染症」に格上げへしたのではないかということが話題になっています。
参照:旧来の風邪を「5類感染症」に格上げへ 武見厚労相が明言 楊井人文のニュースの読み方
旧来の風邪を「5類感染症」に格上げへ 武見厚労相が明言
従来、感染症法上は位置付けがなく、監視の対象ではなかった風邪のコロナウイルスによる感染症も「5類」に位置付ける方針であることを武見厚労大臣が明らかにした。それはどういうことを意味するか解説した。
ちょっとわかりづらいですが、議事録を確認すると風邪のコロナウイルスによる感染症も「5類」に位置付ける方針であるということらしいです。以下は武見厚労大臣の発言です。
急性呼吸器感染症とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)あるいは下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群を総称して急性呼吸器感染症と言います。新型コロナウイルス感染症とは異なる「かぜ」の原因となるコロナウイルスもここに含まれます。
5類には季節性インフルエンザやRSウイルス感染症、エイズ、風疹、麻疹、水痘などが指定されています。「ふつうの風邪」がこれらと同等になってしまうのでしょうか。
もしこれが事実なら、「ふつうの風邪」が5類に分類されてその対策を取らなくてはならなくなるという問題が起こります。
ただし、新型コロナウィルスの新しい変異株を5類に分類するとも読めます。
今後の厚生労働大臣や厚生労働省の言動に注視したいと思います。