大阪府は26日、米の流通状況の改善を求めて、農林水産省に対し、政府備蓄米の早期流通を要望したと発表しました。吉村知事は「倉庫に米を眠らせる必要はない」と述べ大阪府民に対して新米が9月には出回るので冷静な購買行動をとるように呼びかけました。
大阪府内の小売店では米の品切れが続いており、約8割の店舗で在庫が不足しています。昨夏の猛暑による収穫量の減少と外国人観光客の増加による需要の高まりが原因といわれていますが、それだけでここまでの不足になるとは考えられないようです。
ここでもメリカリに出す人が悪いという転売ヤー悪玉論がよく見られます。
日本国民一人ひとりが悪いという一億総懺悔的な指摘も見られます。
単純に今回の不足は供給減と需要増が重なったことによります。
スーパーではちゃんと入荷しているようですがメディアや大阪府がコメ不足を煽るようなことをして買い占めが起っているようです。
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「必需品は国家・政府が提供するべきだ」というなんでも政府のせいにする人が少なからずいることに驚かされます。
日本人に資本主義・自由経済なんて早すぎたんだと嘆き悲しむ声も聞こえてきますが、たしかにこういったなんでも人任せにする心情が日本社会の停滞に繋がっているのかもしれません。