レバノン各地で、ヒズボラが使用する通信機器が2日連続で爆発し、18日には20人が死亡し450人以上が負傷しました。17日のポケベル型通信機器に続き、日本製のトランシーバーが爆発しました。
トランシーバーの残骸から日本のメーカー名が確認されており、ヒズボラは約5か月前にこれらの機器を購入していた。爆発はベイルート南部やベカー高原を中心に発生し、家庭用の太陽光発電システムも爆発されています。
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日本のICOM製のトランシーバーが狙われたようです。製造はすでに終了しており、中古品に仕込まれたという見方があります。
ポケベルの爆破で亡くなった人の葬儀を行っている最中に今度はトランシーバーが爆発して死傷者が出るという衝撃的な手法です。
たしかにすごい技術ですが一般市民を巻き込んでいる時点で一線を軽々と超えています。
サプライチェーンの過程で爆発物を組み込まれるという衝撃的な手法でした。
イスラエルのネタニヤフ政権は、ガザ地区でのハマス壊滅を目指す軍事作戦に加え、新たにレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの対応も目標にすることを閣議決定したばかりでした。
イスラエルのガラント国防相は6月にイスラエルはレバノンを「石器時代」に戻せるだけの攻撃力を有していると発言しています。
ガラント国防相は18日の会見で、この爆発について直接触れていませんが「諜報機関のシンベトやモサドとが協力しすばらしい成果を上げた」「戦争は新たな段階にきている」と発言しています。