「オテル・ド・クリヨン」の「ノノス」でディナー。クリヨンのブラッスリーが、今をときめくポール・ペレ監修で「ノノス」に生まれ変わってから、初めて。
「ウルトラ・ヴァイオレット」などアジアで大活躍のトップシェフ。ここでは、超個性的な”作家料理”ではなく、フランス伝統料理にちょっぴりチャームを加えたもの。
ドゥーツの”桜”で乾杯後(日本人女子3人にピッタリ)、グリュイエールのスフレ(ひっくり返して皿盛りにするプレゼン楽しいけど、個人的にはいつまでも熱々の普通のスタイルのほうがいい)、アンガス・アバーディーン(ぷっくり上手に焼かれてて、滋味深く美味)&付け合わせ(フリット、じゃがいもグラタン、そして絶品グリーンピース)。
合わせたワインは、ティエリ・ヴィオロ=ギユマールのポマール プルミエクリュ”レ・リュジアン”13。ピノらしい美しい香りとエレガンスによい感じの土っぽさというかタンニンも感じられ、牛肉にピッタリ。
最後は、いちごのトライフル。イングランド行きたい♪
シックとカジュアルのよいところ取りで、チャーミングで居心地よい。
おしゃべり楽しい、おいしいソワレ。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年6月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。