「人手不足倒産」が急増って言うけどほんとうに人手不足なの?

人手不足による経営への影響が深刻化しています。従業員の退職や採用の困難さ、人件費の高騰などが原因となり、「人手不足倒産」の件数が2024年度上半期(4月から9月)で163件に達しました。これは、過去最多を記録した2023年度をさらに上回るペースで急増している状況です。

「人手不足倒産」に対して弥縫策はいろいろありますが・・・。

むしろ「たとえ会社が無くなっても、社員の給料は一円も上げたくない」という経営者の強い意志を感じます。

経営者は日本人に生活できる給料をあたえるよりも低賃金の移民をいれるほうを選択したのかもしれません。

そもそも「人手不足倒産」というのがミスリードだという指摘もあります。

原因は低収益ですが、ここでも原因と結果が混同されています。

指定賃金で1日8時間月20日フルに働いたとしても月給17万円弱で年収も202万円程度にしかなりません。

日本企業はいよいよ変わることができるのでしょうか。

「人手不足倒産」はこれから本格化していくと思われますが、人手不足と言っているうちは状況は改善されないのかもしれません。