民主党が大統領選で敗北したことで、バイデン政権が任命したエマニュエル駐日米大使が近いうちに離任することが確実だと見られています。
また、エマニュエル大使は民主党を立て直すために、民主党全国委員長への立候補を検討しており、就任に向けての支持集めのため、想定より早く離任する可能性が出てきています。
カマラ・ハリス氏が大統領選に勝利していれば政権入りもあり得ましたが、トランプ氏の勝利により計画がパーになりました。
エマニュエル氏はクリントン政権の時代から民主党政権の中枢にいます。オバマ政権時代には、日本の官房長官にあたる首席補佐官、そして民主党の下院議員団の幹部も経験しています。「ザ・民主党」の人物です。
「剛腕」エマニュエル氏が左傾化する民主党を中道へ引き戻すことが期待されています。
オバマ大統領の選挙参謀を務めたアクセルロッド氏は、エマニュエル氏の民主党全国委員長への就任を後押ししています。
エマニュエル氏が側近に全国委員長に就任するためのプロセスを確認しているという報道もあり、本人もまんざらではないようです。
スクープ:ラーム・エマニュエル、DNC議長への立候補を検討
飛ぶ鳥は跡を濁さず。最後ぐらいは静かに、波風を立てずに帰国していただきたいです。