ジャーナリストの楊井人文氏によると、普通の風邪を5類感染症に分類する省令の改正が行われました。この改正により、風邪も流行状況の届出や監視の対象となり、ワクチン開発も可能になるとのころです。
パブリックコメントには3万件超の意見が寄せられ、その多くが反対意見と見られますが、厚労省は官報に掲載するのみで報道発表は行いませんでした。
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新たに5類に追加されるのは「既に5類以外の急性呼吸器感染症」ですが、とてもわかりにくく、トートロジーのようにも聞こえます。
この改正は既定路線だったようですが、話がわかりづら過ぎて国民を煙に巻いているようにも見えます。
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これが事実なら、風邪が保育園や幼稚園、学校、職場など、日常生活全般に影響を与える可能性が出てくることを意味しています。
パブリックコメントで3万件以上の国民の声が寄せられたにもかかわらず、それが無視されたことに疑問を呈する声も少なからず聞こえてきます。
医療業界との癒着が背景にあるのではないかという疑念を抱く人も現れています。
この制度改正の経緯としては、新たな感染症を早期に特定することを目的としていることが背景にあるとされていますが、社会生活への影響が考えられているようには思えません。
医療者からはほとんど気づかない変化になるという指摘もありますが、ごの決定が後々問題になってくるかもしれません。