きょうは維新の会の山下真が知事をやっている奈良県の記事をピックアップします。
【奈良県が2億円超かけ「K‐POPコンサート」誘致・開催へ】
県は来年(令和7年)予定している韓国との交流イベントで韓国の人気歌手が出演するKーPOPのコンサートなどを2億7000万円余りかけて誘致・開催することがわかりました。これは11日に開かれた県議会の総務警察委員会で、県側が説明したものです。
それによりますと県は来年、韓国のチュンチョン南道(忠清南道)と友好提携15周年などのイベントを開催する予定ですが、この中で韓国の人気歌手が出演するKーPOPコンサートを誘致し、開催するとしました。
県はチュンチョン南道(忠清南道)の知事とコンサートの実施をすでに合意しているということで来年10月に奈良公園の春日野園地で無料で開催する予定です。
出演歌手は未定ですが、舞台設営などの総事業費、2億7000万円余りを県が負担するということです。これについて、委員会で「多額の税金を使ったイベントが県民のためになるのか」という委員からの質問に対し、県側は「費用対効果についての批判も踏まえたうえで、単発のイベントで終わらず県民の利益になるよう進めていきたい」と述べました。
コンサートに関する費用が盛り込まれた補正予算案は今月(12月)16日の12月定例県議会の最終日に採決されます。
(2024/12/6NHK)
12月11日の総務警察委員会でこの単発のK-POPライブに2.7億円も無駄使いする補正予算案について
委員7名中
反対
永田恒(自民)、荻田義雄(自民)
賛成
川口信(自民)、山田洋平(維新)、清水勉(維新)、大国正博(公明)、藤野良次(立民)
ちなみに奈良県において立民は「新政なら」と名乗っています。民主党政権で民主党の支持率が落ちまくった時に、岡田克也が「新政○○」など別の党名に看板を掛け替えて民主党だとバレないようにしたら地方選挙を上手く乗り切れたと、民主党政権時代に成果を強調し他の地方組織にも真似をさせました。新政ならもまたその一つです。
話を戻しまして、補正予算案は維新、公明、立民あと自民の一部の寝返りで賛成多数で可決されました。このままいけば単発のK-POPライブに2.7億円突っ込む予算が12月16日の本会議で採決される予定です。
さすが山下真知事と維新の会。
博物館の所蔵品については金がないからと廃棄処分の姿勢を強く打ち出しました。それでありながらK-POPへの3億円近い無駄金は躊躇無くつぎ込むようです。
韓流名物のキックバックとか接待漬けとかしてもらえるんですかね?
維新の会の山下真奈良県知事と言えば奈良県立民俗博物館の件は気を苦に新しいところでしょう。
【奈良県立民俗博物館の保管方針発表 不要収蔵品はデジタル化して廃棄】(2024/7/30産経新聞)
博物館の収蔵品は保管に追加コストを払う気がないので廃棄。
奈良県立民俗博物館は老朽化の問題等々の都合もあって7月から閉館中です。2027年度中の再開を目指しているとか。こちらは資料の移動や設備の改修のための予算が約4800万円。これですら山下知事はイヤイヤ言ってたと記憶していますが……。
奈良県や日本の伝統文化とは全く関係なく一過性のものに終わるであろうK-POPに2.7億円。
お金の使い方を完璧に間違ってませんかね?維新お得意の「身を切る改革」とやらがこれなんでしょうか?
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2024年12月13日のエントリーより転載させていただきました。