11月の不動産市場では、東京23区の中古マンション価格が平均8531万円(前月比2.7%増)となり、都心6区では初めて1億4000万円台に達しました。
都心6区だけでなく、東京23区の築20年以内の中古マンション平均価格は1億1077万円となりました。投資マネーや再開発の影響で、人気エリアの価格が上昇しています。
一方、戸建て住宅は価格が下落傾向で、東京都内の新築小規模戸建ては6481万円(1.1%減)と3カ月連続で下落。特に23区内では販売が低迷し、住宅ローン金利上昇への不安が背景にあります。首都圏全体でも戸建て価格は下落が続いており、今後も軟調が予想されています。
戸建てだけでなくマンションも二極化が進んでいます。
東京都心のマンションが買えずに郊外の戸建てを求める人も増えているようです。
しかし買えればなんでもよいわけではありません。
それに戸建てにも近年は闇バイトの標的になるリスクがあります。
利上げの影響で埋立地のタワーマンション市場が崩れる前に、郊外の戸建て市場が先に影響を受ける可能性も高そうです。
都心のマンションはどんな人が誰が買っているのでしょうか。
資本主義を否定し、格差是正を名目に多くの税金を課し続けた結果、日本人の経済力が弱まりました。その影響で、資本主義を勝ち抜いた外国人との間に大きな格差が生じ、日本がその格差に苦しんでいます。