イスラエル・ハマス、停戦協定発効：最大の立役者はトランプ氏？

何度も中断しては、再開したイスラエルと武装組織ハマス間の停戦合意ですが、正式に発効されました。

16日にイスラエルとハマスが停戦に合意したと発表がありました。

その際、19日に停戦合意が発効されると説明がありました。

しかし、イスラエル軍曰く、ハマスによる人質名簿の提出に遅れがあったせいで、直前まで成立が危ぶまれていました。

今回の停戦合意は多国間のスパイ機関が関与した複雑なものでした。

バイデン大統領は自分の外交手腕のおかげで、停戦合意が成立したと信じているみたいです。

でも、なぜトランプ政権発足直後に合意が成立したのでしょうか？

記者は、この功績は誰の手にあるのかと質問する。

「あなたですか、それともトランプですか？」

バイデン大統領：「それは冗談ですか？」

一方でトランプ次期大統領が派遣した特使のおかげで、停戦交渉が前に進んだのではないかという指摘もあります。

ブレット・マクガークは米国の外交政策の専門家として20年間働いてきましたが、2年ほど働いていたにもかかわらず、ガザでの停戦合意を得ることができませんでした。

一方、ラスベガスのファウンテンブルーカジノを建設したスティーブ・ウィトコフは、2ヶ月で停戦合意を確保することができた。

停戦合意の成立により、ネタニヤフ政権で政権入りしていた極右政党が連立離脱を表明しました。

ネタニヤフ政権は極右政党に押され、ガザ戦争の激化、周辺諸国への戦闘拡大を余儀なくされていました。極右政党の代表は停戦合意が成立した場合、連立離脱をすると警告していました。

それにもかかわらず、ネタニヤフ政権が合意を成立させたのは、やはりトランプ氏の影響なのでしょうか？