湿布などの保険適用除外、立ちはだかるのはやはり「医師会」である

湿布などOTC類似薬、保険適用除外をする攻防が早くも山場を迎えています。Xでは世論が高まってきましたが、最大の壁はやはり「医師会」です。

とりわけ開業医にとっては、湿布の処方など簡易な診療はいわば「ドル箱」の医療行為であり、開業医中心の組織である医師会は保険適用除外に強く反対しています。

医師が処方した方が安全性が高い。

そりゃあそうかもしれませんが(診療をきっかけに大きな病気が見つかることもあるでしょうが)、小さなリスクは自助で対応していく仕組みを構築しなければ、現役世代の負担が持ちません。

ただ、医師会幹部の中にも「ここまできたら、そろそろ適用除外は仕方ない」と考えているメンバーもおり、松本会長の意見は必ずしも一枚岩な医師会の意見ではないとも仄聞します。

自民党も予算を通すために追い詰められており、まさに今週・来週が正念場です。

世論で突き動かしましょう!私もできる限りの工作をしかけていきたいと思います。

日本医師会HPより


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2025年2月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。