ロシアのドローンがチェルノブイリ原子力発電所を攻撃?

ウクライナのゼレンスキー大統領は、13日夜にロシアの無人機がチェルノブイリ原子力発電所に激突したと発表しました。

チェルノブイリ原発は1986年に爆発事故を起こし、大量の放射性物質を放出した施設で、現在はコンクリートと鋼鉄のシェルターで覆われています。

チェルノブイリ原子力発電所 Wikipediaより

今回の攻撃では、爆発物を搭載した無人機が4号炉のシェルターに衝突し、損傷を与えました。火災も発生しましたが、消し止められ、環境放射線レベルは正常範囲内とされています。IAEA(国際原子力機関)も、14日未明に現地チームが爆発音を確認したと報告しています。

2月13日から14日にかけての夜、午前1時50分頃、チェルノブイリ原子力発電所の原子炉4号機の残骸を保護する新安全封じ込め施設から爆発音が聞こえ、火災が発生した。無人機がNSCの屋根に衝突したとの報告を受けた。

ウクライナ軍によると、ロシアはこの夜に計133機の無人機を発射し、そのうち73機が撃墜されました。ゼレンスキー大統領は、これらの攻撃がウクライナのインフラを標的にしており、プーチン大統領には和平交渉の意思がないことを示していると非難しました。

昨夜、高性能爆薬弾頭を搭載したロシアの攻撃ドローンが、破壊されたチェルノブイリ原子力発電所第4号機の放射線から世界を守るシェルターを攻撃した。

もしこれが本当ならたいへんなことです。

けれども攻撃したが本当にロシアなのか疑問の声もあがっています。

当然ながらロシアは否定しています。

そして頼みのアメリカの政策も迷走しています。

このままウクライナ-ロシアの戦闘が思わぬ方向に向かわなければいいのですが。