きょうは岸破政権の愚かさの象徴、森山裕幹事長の記事から。
自民党は4日、2024年末時点の党員数が前年末から6万2413人減り、102万8662人となったと発表した。党員数減少は2年連続。派閥裏金事件の影響が続いていることや、24年10月の衆院選で大きく議席を減らしたことが原因と分析している。
森山裕幹事長は記者会見で「党員数は政党に対する支持のバロメーターだ」と指摘。その上で「いろんな課題があったにもかかわらず、100万人台がキープできたのはありがたい」と語った。自民は「120万党員」実現を目標に掲げている。
(2025/3/4時事通信)
本物の無能というのは常に他に責任を見出します。
そうして失敗の本質から目を逸らして自己正当化をするのです。
森山裕幹事長 自民党HPより
たとえば口だけでそう強がっているだけで裏ではなんとかしなければと考えて動くようなら良いんですよ。
ですが岸破政権の要石、森山裕幹事長は昨年の衆院選大敗の理由もまともに分析せず、党内からもそのやり方に批判が出ていたというのに、責任は自分達にないという話にすることを最優先。
衆議院選挙に敗北したのが理由ではありませんよ。
岸田文雄と岸田派という穀潰し集団を背景に、選挙まで派閥抗争に悪用し自爆的に大敗。
投開票の当日に真っ先に石破総理、森山幹事長の口から出た言葉は続投宣言でした。自分達で掲げた勝敗ラインを大きく割った事の責任を取ろうとせずに…。
総理に責任を取らせないために選挙の責任者でもある幹事長である自分が責任を取る。これが本来あるべき幹事長の姿ですよ。
それで石破が慰留して続投ならまだわかります。先に続投宣言って恥知らずもいいところです。
おっと、話が逸れました。
そもそも第二次安倍政権以降、自民党の長期政権が続いてきたのはひとえに安倍晋三元総理が経済優先に動きながら、世界中も飛び回り築き上げてきたと言って良いでしょう。
ところが菅義偉から方向性がズレはじめ、岸田文雄は国民よりも官僚利権を優先する派閥の基本原理に戻ってしまい、安倍元総理の遺産を食い潰してきました。
これにより安倍晋三政権の時に拡大していた若者層からの支持を急落させると、岸田文雄が取ったのは「住民税非課税世帯へ補助金バラマキ」という主に高齢層を狙ったバラマキによる選挙対策でした。
この路線は岸田文雄と岸田派が支配する石破政権でも引き継がれました。
社会保険料引き上げだから増税ではないと岸田派は言い訳をしますが、どう考えたって負担増は増税と同じです。現役世代には負担増。
住民税非課税世帯へ補助金バラマキをくり返して主に高齢層から票を集めてこようとする昭和の政治を岸田~石破政権は展開しました。
自民党内の保守系議員によって「理解増進法」というところに留められましたが、自民党内の民主的手続をガン無視してLGBT法案の強行させたのも岸田文雄でした。
安倍晋三の遺産をがんがん破壊して食い潰しているのですから支持だって失いますよ。
ところが人の痛みを理解出来ないお公家様派閥の岸田派は反撃をされないためにと考えているのか、
派閥抗争優先主義をやめようとしない姿勢を取り続けています。
自分達の派閥抗争のために排除し潰した議員達それぞれの背後にはその議員を支えようという後援会、党員が多数いるのです。それをまとめて排除したという事実も考えずに…。
岸田派やたとえば岩屋毅外相だって不記載問題を抱えていたのにそちらは問題なしとしておいて10万円ちょっとの記載漏れが見つかって訂正し解決していても清和会なら繰り返し処罰され粛正される。
こんな理不尽を見せつけられて党員続けてあげようなんて考えますか?
安倍総理が選挙に影響が出るほど露骨な派閥抗争をやってましたか?やっていませんよ。
岸田文雄、石破茂、森山裕の三馬鹿はなぜ先の衆議院選挙に大敗したのか、自分達にこそ責任があるという事実を受け止めなければなりません。
自分達には責任が無いかのような現実逃避の物言いは論外です。
無能政権によって与党自民党は消滅一歩手前の状態です。ですが岸田派は愚者の集団なのでこのまま行くのでしょう。本物の無能は周りを巻き込んでいくから本当に迷惑なんです。
党員が2年で10万人以上も減ったのですから、無党派層やなんとなく支持してきた層からは想像以上に支持を失っているのです。
その現実を見ようとしない無能すぎる幹事長を使い続ける無能政権。
そしてその裏で実権を握り続けてわが世の春としか考えていない愚か者。呆れるしかありません。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年3月5日のエントリーより転載させていただきました。