駐日大使として、LGBT法の可決を強要してみたり、原爆式典を欠席するなどして、散々暴れまわったラーム・エマニュエル氏でしたが、同氏が2028年米国大統領選へ出馬をすることを期待する向きがあるようです。
ラーム・エマニュエル、2028年の大統領選出馬に向け準備中
エマニュエル氏は大使を離任後、米国でのメディア露出を凄まじい勢いで増やしています。CNNからコメンテーターとして採用され、ワシントン・ポストでコラムを執筆していくことになります。
CNNがラーム・エマニュエルを採用
ラーム・エマニュエル氏のオピニオン: 「家庭に直結する問題」を狭く定義することは民主党にとって何の利益にもならない。
エマニュエル元駐日大使インスタグラムより
米軍士官学校などでのスピーチも計画されています。政治風刺番組への出演も。
ラーム・エマニュエル、トランプ主義を攻撃する新たな方法を見つける ウェストポイントで講演へ
インタビューなどでの話し方もまるで候補者のようです。
ロッカールームの議論はもう終わり、トイレの議論も終わり、教室(中で行われる教育)について話し合いを始めたほうがいい』と@RahmEmanuel氏は述べ、NAEPにおけるアメリカの学生のひどい成績に言及して拍手を浴びた。
エマニュエル氏はシカゴ市長として地方行政、オバマ政権の初代ホワイトハウス首席補佐官として国家運営、下院議員として立法府、そして駐日大使として外交の現場に関わってきた実績があります。経験だけを見れば大統領候補者としては申し分ないです。
しかし、いざ出馬するとなると、民主党左派から、シカゴ市長時代に発生した警官によるアフリカ系市民の隠ぺい疑惑、そして親イスラエル的言動を攻撃されることは確実です。
エマニュエル氏本人も何かの選挙に出る可能性を否定していません。
エマニュエル氏「私の公務はまだ終わっていないし、私と公務の縁が終わっていないことを願っている。」
昨年の大統領選での敗北、そして議会民主党の失態によって岩盤支持層が離れたことにより、民主党の全米支持率は歴史的低水準まで下がっています。剛腕エマニュエル氏にすがりたくなる現状は、いかに民主党は深刻な状態にあるかを表します。