泊原発3号機の再稼働「合格」と北海道経済を疲弊させても止めたい地元新聞

原子力規制委員会は4月30日、北海道電力の泊原発3号機の再稼働を認める方針を決定し、「審査書案」をまとめました。

北電は津波対策の防潮堤が完成する2027年の運転再開を目指しており、2025年夏にも正式合格の見通しです。その後、工事計画や保安規定の審査に進み、地元・北海道の同意も必要です。

 

泊原発の安全審査が10年以上にわたって停止しているという異常な状態が続いていました。

泊原発は2012年から停止しており、敷地内断層の審査に時間がかかっていましたが、活断層ではないと判断されました。安全性も確認され、再稼働審査合格は2021年の島根原発以来です。

 

泊原発(北電サイトより:編集部)

この再稼働に対し、北海道新聞は再稼働に対して徹底したネガティブキャンペーンを張っています。

https://twitter.com/doshinweb/status/1917659000122008001

この社説に対しても疑問と憤りの声が投げかけられています。

これまでの北海道新聞の記事は異常と言わざるを得ません。ほんとうに北海道経済のことを考えているのでしょうか。

これまで北海道の電力需要は、人口の減少や省エネ技術の進歩によって減ってきましたが、最近ではAIの普及に伴ってデータセンターや半導体工場の建設が進み、電力需要が増え始めています。しかし、せっかくのチャンスを北海道新聞みずからの大義のためには潰してしまうのでしょうか。