最近、バイデン前米大統領の健康状態や政権運営に関する暴露本が話題となっています。CNNのアンカーであるジェイク・タッパー氏とアクシオスの記者アレックス・トンプソン氏による新著 『Original Sin: President Biden’s Decline, Its Cover-Up, and His Disastrous Choice to Run Again』 では、バイデン氏の認知機能の低下や側近による隠蔽工作疑惑について詳しく述べられています。
@jaketapperと私は本を書きました。そしてそれをとても誇りに思っています。 それはバイデンの衰退、その隠蔽、そしてそれがいかにしてトランプの復帰を許したかについてだ。 最近は予約注文が本当に重要なので、早めに注文していただけると嬉しいです。今すぐにでも。
本書は、多数の民主党関係者へのインタビューをもとに執筆されており、バイデン氏が昨年6月の資金集め集会で俳優ジョージ・クルーニー氏と対面した際、彼を認識できなかったという衝撃的なエピソードが紹介されています。クルーニー氏はこの出来事に衝撃を受け、その後、バイデン氏に選挙戦からの撤退を求める論説を寄稿しました。
さらに、バイデン氏が再選した場合、側近らが車椅子の使用を検討していたことも明かされています。
一方、バイデン氏の事務所は18日、骨への転移を伴う前立腺がんと診断されたことを公表しました。この発表に対し、一部では暴露本の内容を打ち消す意図があるのではないかとの疑念が広がっています。トランプ前大統領もこの発表を疑問視しており、バイデン氏の健康状態と政権運営の透明性について批判的な姿勢を示しています。
トランプ大統領はバイデン氏のがん診断について、「ずっと前に国民に知らされなかったことに驚いている。ステージ9まで進むには長い時間がかかるからだ。よく見れば、ジョーの認知機能は問題ないと言ったのと同じ医師だ。誰かが事実を語っていない」と述べた。
しかし、バイデン氏の認知機能の低下については、暴露本の発表以前から広く知られていたのではないでしょうか?
ジョン・スチュワートですら、いわゆるニュースネットワークのアンカーとしてずっと前から知っていたが嘘をついた事柄について本を書くなんて、まったくのナンセンスだと@jaketapper非難している。
バイデン大統領インスタグラムより