会社員や事業主がコツコツと貯めた積立金を奪い、救われるのは誰か。
「これから高齢者になる氷河期世代を救わなければ、生活困窮者で溢れてしまう」
と金科玉条のように言うが、1〜2万円の差額で本当に生活困窮に陥ることを防げるのか?どうやって?
そもそも未納している人は救えない上に、厚生年金の積立金を65兆円も流用して底上げされる基礎年金はお金持ちや3号被保険者も含めて全員が対象になる。そのために、税金からも追加財源がさらに毎年約2兆円。
だったら氷河期世代の生活困窮者をピンポイントで救済する別制度を考えるべきで、ボロボロの年金制度を延命してバラまくために積立金を奪うべきではない。
自民・公明・立憲の結託は、負担増や流用を誤魔化しながら年金受給者から観心を買おうとする唾棄すべき行為だ。
真面目に働く現役世代・労働者が馬鹿を見るのは許せない。
編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2025年5月28日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。