2025年6月3日に行われた韓国大統領選挙で、革新系野党「共に民主党」の李在明候補が優勢であることが、韓国メディアの出口調査により明らかになりました。
【韓国大統領選 出口調査で李氏優勢】https://t.co/KBxsmArIRH
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 3, 2025
【地上波3社(KBS・SBS・MBC)出口調査】
李在明が優勢(11)
ソウル・京畿・仁川・光州・全南・全北・大田・忠南・世宗・忠北・済州接戦(3)
蔚山・慶南・江原金文洙が優勢(3)
釜山・大邱・慶北— Koki Ito 高麗大学・政治外交学科 (@_imyour_koki) June 3, 2025

李在明氏インスタグラムより
出口調査の結果によると、李氏は他の候補を大きく引き離しています。開票でも同様の傾向が続けば、李氏の当選は確実視されるでしょう。
JTBCによる韓国大統領選挙の出口調査:
(中央から中道左派)
李在明 50.6右派
キム・ムンス 39.4% (中道右派(中道右派)
イ・ジュンソク 7.9
今回の韓国大統領選の最大の争点は、尹錫悦前大統領が発令した「非常戒厳」に端を発した政治的混乱の是非です。出口調査の結果から、多くの有権者が尹氏および与党「国民の力」を否認したことが読み取れます。
6・3韓国大統領選挙の本質は12・3内乱に対する審判 https://t.co/0pgkJ0y4t0
今回の大統領選挙は、12・3非常戒厳と憲法裁判所の尹錫悦大統領弾劾によって行われる、現職大統領欠位の大統領選挙です。ところが、国民の力は最初から最後まで、尹錫悦大統領の親衛クーデターに加勢しました。非常戒— satoko (@2chipi) June 2, 2025
李氏は「反日」だという前評判がありますが、中道派への配慮から、今回の選挙戦では対日強硬姿勢を抑えていました。
李在明氏、対日関係「大局的に協力必要」 韓国大統領選の最有力候補https://t.co/84lWBPpCJq
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) April 21, 2025
尹氏が築いた友好的な日韓関係を李氏が継承することを願うばかりです。
【話題の記事】
「日本は敵性国家」、処理水放出は「宣戦布告」…韓国大統領有力候補、李氏の「妄言集」https://t.co/fnlzBQNsfD「実用主義」を標榜(ひょうぼう)し、状況に応じてあっさりと前言を翻す李氏の行動原理は「妄言集」に記載された他の発言からも確認できる。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 4, 2025
李候補は約51.7%の得票率を獲得し、保守系与党「国民の力」の金文洙候補(約39.3%)を大きく引き離しています。
李候補の支持が広がった要因として、前大統領尹錫悦氏の弾劾による政局混乱が挙げられます。尹政権の不安定な政策運営に対する批判が高まり、李候補が掲げる社会福祉の拡充や経済格差の是正が有権者の支持を集めました。また、李候補は選挙戦を通じて中道層の取り込みを強化し、幅広い支持を獲得しています。
勝利すれば、韓国では3年ぶりの政権交代が実現することになります。外交面では、日韓関係の行方が注目されます。李候補は今回の選挙戦では歴史問題に関して慎重な姿勢を示しており、日本との関係改善には時間を要する可能性があります。一方で、経済協力や安全保障の面では、日韓の連携が不可欠であり、今後の政策に注目が集まります。
韓国の政治情勢は大きな転換点を迎えており、李候補の勝利が確定すれば、新政権の政策運営が国内外に与える影響が注視されるでしょう。






