アンチ自民票のビジネスモデルで食っていけなくなった立憲民主党

あらためて過去の石破茂の発言から

「さんざん人にいろんなことをやらせておいて自分が言った事は守らない」
「私は正直恥を知れと言いたい」
「自分達のために日本国があると思っているような内閣は、一日も早く倒さねばならない!」

これはかつて民主党政権で野田佳彦が総理の座に居座り続けようとして谷垣を騙して法案に協力させた後に

「解散すると約束したが時期を決めているわけではないから嘘はついていない。まだやることがあるので今すぐ解散はできない」

という主旨の発言をして開き直って居座り宣言をした直後のものです。

マスゴミがなるべく嘘つきどじょう、野田佳彦を叩かないように擁護し続けたものの、誰からも嘘つきとわかるような事をやったため、ただでさえ支持率の低かった野田内閣はさらに支持を失っていきました。

そんな野田佳彦が率いる立憲民主党は、今年の通常国会では内閣不信任決議案を出して下手に自民党から造反が出るなどして成立すると自民党の総裁が新しい人に替わってしまい、せっかく石破を相手に有利に参議院選挙が進められるのに不利になってしまうと考えたのでしょう。

不信任案を出しませんでした。

ですが今回の参議院選挙では議席を伸ばせませんでした。

実際には国民民主党と候補者調整を行った隠れ立憲民主党がそれなりに居るので多少は数を増やした事にはなるんですが、表向きは全く数を増やせなかった形になります。

【立民、参院選は「負け」と受け止め「不信任案どころでない」 野田代表に首相から秋波も…】

20日投開票の参院選で立憲民主党は改選前と同じ22議席にとどまった。野田佳彦代表が掲げた「与党改選過半数割れ」の目標は達成したものの、国民民主党など他の野党が躍進する中、党内には「負け」との受け止めが広がる。石破茂首相(自民党総裁)は政権延命に向けて立民に秋波を送るが、立民が安易に応じれば事実上の「大連立」とみられ、致命的な傷を負いかねない。

野田氏は21日、記者団に、首相の続投表明について「だらだらとした政治をいつまで続ける気なのか、だらだらと民意を無視して居座り続けるのか。あまりにも説得力がない」と批判した。一方で、立民として内閣不信任決議案の提出を検討するか問われると「まだ考えていない」とかわした。

野田氏は参院選を政権交代に向けた「ステップ」と位置付けていた。平成19年参院選で自民、公明両党を過半数割れに追い込み、2年後の21年衆院選で民主党(当時)への政権交代を果たした成功体験があったからだ。

今回、野田氏のもくろみ通り与党過半数割れの結果になったが、誤算は参院選で明らかになった立民の党勢の陰りだ。

臨時国会での不信任案提出について、党内では「提出して衆院選になっても、この結果では勝てない。不信任案は出せない」(中堅)と慎重論が拡大する。ベテランも「負けも負け。不信任案どころではない」と断じる。

首相は21日の記者会見で連立政権の枠組み拡大は否定しつつ、社会保障政策で「野田代表と認識を共有する部分も多い」と語るなど、「野田代表」と何度も口にし、秋波を送った。

野田氏は選挙後、自民との大連立を否定した。政権交代を訴え、参院選を戦った自民との連携は自己否定になるためだ。ただ、政権にとっては不信任案を提出しない野党は脅威でも何でもない。提出を与党にちらつかせながら政策協議を行うのとは全く意味が異なる。

別のベテランは「与党と個別協議をして政策を実現しても、国民から大連立と受け止められたら立民の存在意義が問われる」と忠告した。(千田恒弥、深津響)
(2025/7/21 産経新聞)

本来であれば

アンチ自民票で立憲民主党は40議席を伺うくらいに伸びているはずだ。

という目論見はあったでしょう。

ですが蓋を開けてみれば国民民主党との共に民主党路線の無所属8名は別にして立憲民主党の看板では全く増やせませんでした。

国会でただ悪口を言っているだけ。

マスゴミが喜びそうな人権だの日本人ファーストは間違ってるとほざいて他文化強制による外国人優遇を示しているだけ。

反日マスゴミ側から見れば実に正しい言動をしていました。

ですが政策としては中身がなく、減税抵抗勢力として立ち回って来ましたし、民主党時代から立憲民主党になっても、国民年金の財政状態を悪化させてきただけで、自分達で作って来た国民年金の財政悪化を誤魔化すための厚生年金の積立金の流用(実際は横領と呼ぶべき)を、石破内閣ですら見送った話ですが、将来自民党に責任転嫁できるからでしょう。

先の国会で積極的に動いて厚生年金の積立金を国民年金に流用する法案を通しました。

ブログ主はこれがトドメだったと考えます。

今回の選挙は外国人政策と現役世代への負担押しつけ。

この二つが大きな争点だったとブログ主は考えています。

そして立憲民主党はこの二つとも現役世代の日本人にとっては抵抗勢力でしかありません。

参議院選挙前の

「不信任を出して石破が下ろされたら参議院選挙に不利になるから困る」

という理由から不信任を出さなかった事情が

「不信任を出して解散総選挙になったら野党第一党の立場すら失いかねない」

という理由に変わって再び内閣不信任案提出を避けようとする立憲民主党となりました。

民主党時代から一貫してマスゴミ政党としてマスゴミの全面的な応援と日本最大の反日左翼団体連合の組織票で野党第一党の地位を維持してこられたのが立憲民主党です。

マスゴミお得意の世論誘導は現役世代にとっては逆バネとなることが今回の参議院選挙で明らかになったと思います。

そんな中で情弱高齢層をコア支持層としている立憲民主党はこれからはどんどん現役世代に相手にされなくなっていくのでしょう。

それは中の人達が30年前の古い政治モデルでいつまでもやっているからです。

野田佳彦が代表になり、後見人には小沢一郎。

25年前は若い力とか言っていた人達も、後進に道を譲らず居座り続けて四半世紀です。

30年同じビジネスモデルで飯食ってこれたことに感謝してあとは消えていってほしいものです。

野田代表 立憲民主党HPより


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年7月23日のエントリーより転載させていただきました。