福山雅治さん「不適切な会合」出席報道に議論百出

フジテレビの第三者委員会が「不適切な会合」と指摘した報告書に登場する“有力番組出演者”が福山雅治さんであることが『女性セブン』の取材で明らかになりました。フジテレビ元専務の大多亮元専務が2005年頃から開いた会合には複数の女性アナウンサーが同席していたとのことです。誘うのはいつも大多専務側で、フジテレビによると、福山さんによるハラスメント行為があったという申告は確認されていないそうです。

報告書では福山雅治さんが「同席依頼や性的発言は一切ない」と書面で回答していましたが、名前は伏せられていました。福山さんは『女性セブン』の取材に応じ、関係者の特定や誹謗中傷を避けるため発信を控えていたものの、誤解を防ぐために今回インタビューに応じたと説明し、この機会に謝罪の気持ちを伝えたいと語っています。

福山さんは週刊誌の取材に応じ、場を盛り上げようと発言したことが不快に受け止められた点について「深く反省している」と述べました。

一方で、自身による依頼やセクハラ的な発言はなかったと否定し、不快な思いをした人への謝罪の気持ちを誌面を通して伝えたいとしています。

https://twitter.com/shoko56/status/1957256346065354781

福山さんはラジオなどで爽やかに下ネタを語る芸風で知られており、「それを踏まえて呼ばれたのだろう」と理解する人も多い中で、今になって責め立てるのは不当だという意見もあります。

一方、フジテレビの第三者委員会が出した報告書については、曖昧な表現や推測を多用し「不適切な会合」と断じている点に批判が集まっています。「想定される」「可能性がある」といった根拠の弱い言葉が並び、まるで憶測に基づいた報告書だとの指摘もあり、これを記者会見で発表したこと自体にも疑問の声が上がっています。

しかし報道の影響で、福山さんがあたかも「犯罪者」のように扱われている現状に違和感を覚える人も多いようです。

福山さんは公式Xで「関係者への詮索や誹謗中傷を避けるため名乗り出ることを控えていた」と説明し、「ファンに不安を与えてしまい心苦しく思う」と謝罪しました。そして「勇気を持って調査に協力した方々を傷つけるような行為は控えてほしい」と呼びかけています。フジテレビも「福山氏によるハラスメント行為の申告は確認されていない」とコメントしています。

株式会社アミューズHPより