サントリー会長だった新浪剛史さんが、大麻所持の疑いで家宅捜索を受けて会長を辞任しました。海外のメディアでは「日本では大麻で警察が出てくるのか」と驚く報道が相次いでいます。
大麻ってそんなに危険なものでしょうか。チャットGPTに聞いてみました。
Q. 大麻とタバコとアルコールのうち、どれがいちばん危険ですか?
大麻・タバコ・アルコールの危険度を比較する際、医学的には 死亡率(直接・間接含む) で語られることが多いです。以下、世界的な研究や統計を基に整理します。
タバコ(ニコチン)
- 世界の死者数
WHO推計で年間 約800万人(うち120万人は受動喫煙)。 - 死因の中心
肺がん、心筋梗塞、脳卒中、COPD(慢性閉塞性肺疾患)。 - 特徴
長期的な中毒性と死亡率は3者で最も高い。
アルコール
- 世界の死者数
WHO推計で年間 約300万人。 - 死因の中心
肝硬変、心疾患、がん、交通事故、自殺、暴力。 - 特徴
急性死亡(事故・中毒)+慢性死亡(肝疾患など)が両方多い。社会的損害も大。
大麻
- 世界の死者数(直接的)
WHOなどの報告では 「直接的な死亡例はほぼゼロ」。
大麻そのもので致死的中毒を起こすケースは医学的に確認されていない。 - 関連する間接的死因
- 交通事故(使用後の運転で注意力低下)
- 精神疾患リスク(統合失調症の発症リスク上昇)
- 長期使用による依存や学習能力低下
- 特徴
致死性は低いが、精神的・社会的影響が問題視される。
Q. 海外では、大麻をどう規制していますか?
世界では、日本のように厳罰で禁止している国がまだ多数ですが、逆に合法化や非犯罪化に踏み切っている国も増えています。ここで両者を区別して整理します。
- 合法化(国レベル):ウルグアイ、カナダ、マルタ、ルクセンブルク、ドイツ、南アフリカ。
- 非犯罪化:ポルトガル、スペイン、オランダ、チェコ、スイス、ベルギーなど。
- アメリカ:連邦法では違法だが州レベルで合法が拡大中。
Q. なぜ大麻だけがこんなに規制がきびしいんでしょうか?
日本では、大麻は刑事罰で逮捕されますが、タバコやアルコールは成人なら自由です。これは死亡リスクや社会的コストと照らし合わせると、危険度(死者数)と規制の厳しさが逆転しています。
- 歴史的背景
- 20世紀前半にアメリカで「麻薬戦争」の一環として大麻が禁止された。
- 国際条約(1961年「麻薬単一条約」)が世界標準となった。
- 文化的要因
- 大麻は「薬物=犯罪」というレッテルが強く、社会的合意ができにくい。
- タバコや酒は長い文化的伝統があり、社会に受け入れられている。
- 国際的な再評価
- 欧米諸国では「タバコや酒より危険性が低いのに刑事罰は過剰」という認識が広がり、合法化・非犯罪化が進行。
- カナダ・ウルグアイ・ドイツなどは、規制と管理の下での合法化に舵を切った。
4. 大麻を麻薬に分類した日本
- 日本では戦前は合法だったが、GHQの指令で1948年に大麻取締法が制定。
- 2024年12月に大麻取締法は廃止され、大麻は麻薬として罰則が強化。
多くの先進国では大麻を非犯罪化し、タバコのように重い税金をかけて消費を抑制しています。日本も大麻を麻薬とわけ、タバコと同じ扱いにすべきです。