「はじめてのZipAIR」の予約は結構面倒くさい

ロサンゼルスに投資家コミュニティ「資産設計実践会」のメンバーとスタディツアーで出かけることになりました。

ZIPAIR HPより

今回は現地の不動産視察、投資案件に関連する地元企業訪問、そしてメジャーリーグドジャースのゲーム観戦を予定しています。30人近い大人数でのツアーとなります。

東京からロサンゼルスのフライトですが、国際線では初めてLCCを使ってみることにしました。

JAL系のZipAIRはビジネスクラスにはフルフラットシートがあって、シートの快適性ではJALやANAと快適性は変わらないとの声を聞いたからです。

しかし、機内サービスは大手航空会社とは大きく異なります。

まず座席に液晶スクリーンはなく、映画や音楽などのサービスもありません。

食事やドリンクもオプションになりますから事前注文しておく必要があります。アルコールも自分で持ち込めないようなので、機内で購入しなければならないようです。

機内食に関しては期待しない方が良いとの情報もありました。今やJALやANAのビジネスクラスでも食事のクオリティはそれほど高くありません。ドリンク注文以外は不満に思うことは無さそうです。

ビジネスクラス利用者に提供される空港ラウンジサービスも自社サービスではなく有料で一般ラウンジを利用することになります。こちらはクレジットカードに付随するプライオリティパスでカバーすることになります。

また、荷物に関しても機内持ち込みは7キロまでに制限されており、それを超える場合は追加料金が必要です。預ける場合も30キロまでは11,000円を支払って事前にオプションを購入する必要があります。

荷物に関してはパッキングしてみないと何キロになるかはよくわからず、事前にどのような支払いをすれば良いか判断に困りました。

大手の航空会社のサービスは全てがフルパッケージされていて、搭乗するクラスを選ぶだけです。そのかわり割高な価格が設定されています。

それに比べると、自分が必要なサービスだけを購入して組み立てることができるZipAIRのサービスは合理的です。

ただ自分で必要なサービスを考えて事前購入しなければならず、はじめての人には面倒に感じる部分もあります。

フライト料金はトータルで3割ほど安くなっているようですが満足度はどうなのか?自分で実際に乗って確認してきます。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年9月日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。