15日、日本維新の会・吉村洋文代表は、自民党との連立を視野に入れた政策協議の開始を発表し、「協議がまとまれば高市早苗氏を首相指名選挙で支持する」ことを明言した。政界では与野党再編をにらんだ動きとして注目を集めている。
- 自民・維新両党の党首が会談し、16日から政策協議を開始することで合意。
- 協議がまとまれば、維新は高市早苗総裁へ投票し、連立政権入りを視野に含めると吉村代表が表明。
- 高市氏は、首班指名への協力と連立入りの可能性を率直に提案したと述べた。
- 野党側では国民民主党・玉木雄一郎代表が慎重な姿勢を崩しておらず、自民との連立には消極的とみられている。
- 自民・維新党首会談で、連立政権も視野に入れた政策協議の開始で一致。
- 協議は16日開始、協議結果を20日までに判断する流れと予想される。
今回の動きは、維新と自民の間で与野党構図を再編する可能性を示すものだ。吉村氏が協議合意時の首相指名支持を明言したことで、実際に連立が実現すれば政権基盤に大きな変化をもたらすことになる。ただし、政策協議が順調にまとまるか、他党の反応や国会情勢次第で流動的な展開が予想される。
高市早苗総裁と吉村洋文代表 両党HPより