「80歳までライスワーク」したくなければ資産運用

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労働を提供してその対価として収入を受け取る仕事には2つの種類があります。「ライスワーク」と「ライフワーク」です。

ライスワークとは「ライス=お米」のための仕事。つまり、食い縁を確保するのが目的の仕事です。

もう一つのライフワークとは、自分の人生の自己実現のためにやる仕事です。こちらは収入が目的ではなく、仕事自体にやりがいや社会的価値を見いだすものです。

誰しもシニアになればライスワークから解放され、自分がやりたいライフワークだけに専念したいと思うものです。しかし、生活に必要なお金がなければ自分が働き続けるしかありません。

シニアになってやりたい仕事だけをやって後は優雅に自分の時間を過ごす人。
本当はやりたくない仕事を80歳になってもやらざるを得ない人。

その違いは資産運用をするかしないかにあります。自分がライスワークしないで資産運用でお金に働いてもらう仕組みを作ることです。

ただ、資産運用は我流でやっても上手くいきません。ゴルフや野球と同じように基本をしっかり学ぶことが成功に繋がります。投資も長期で正しい方法を続けることが必須です。

そこで投資未経験者・初心者にお勧めしたいのが今月22日に開催される世界の資産運用フェアです(写真は前回開催時)。

こちらは1日で資産運用に必要な知識を手に入れることができます。お土産やエンターテインメントも楽しめる「価値>価格」のイベントです。

また、中上級者やまとまった資産を既に保有している人に有益なのが資産設計実践会です。こちらは7ヶ月の講座ですが受講前に説明会で概要を知ることができます。

これから日本で賃金が上がらずインフレが進めば、実質賃金は更に下がり保有している資産の実質価値も目減りします。そうなれば資産運用の重要性はさらに高まります。

ライスワークからライフワークへのシフトに必要な知識と情報を2つの機会を活用して早く手に入れてください。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年11月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。