薛剣 中国総領事が高市首相の「汚い首は斬ってやるしかない」でまた炎上

中国・大阪総領事館の総領事、薛剣(せつけん)氏が自身のX(旧Twitter)アカウントに、高市早苗首相に対する暴力的な表現を投稿したとして、日本国内で強い波紋が広がっている。薛総領事は、日本での有事対応に関する高市首相の発言を報じる記事を引用し、自身のXで「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」といった暴力的な表現を投稿したとされる。投稿は瞬く間に拡散され、国内では「外交官の言動として到底容認できない」との批判が噴出している。

  • 投稿には「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」と記されていた。
  • 投稿後、スクリーンショットが拡散され、該当の投稿はまもなく削除されたとみられている。
  • 日本政府はこの発言に対して「外交官として極めて不適切」として、中国政府を通じて抗議を行った。
  • 例えば日本の駐中国総領事が同様に「国家元首を斬首する」と言えばどうなるかという観点から「中国側だけがこの種の発言を繰り返すのはおかしいのではないか」との不満の声もあがっている。
  • 同領事は、先の衆議院選挙で「れいわ新選組」への投票を呼びかける内容をXに投稿していたことが明らかになっており、日本政府は「極めて不適切」とする答弁書を閣議で決定し、中国側に対して外交ルートを通じ、投稿の削除を正式に申し入れているように、同領事の常軌を逸した投稿はしばしば問題視されてきた。
  • こうした「強硬発言を辞さない外交官」による言動が繰り返されており、日本側でも「中国側だけ言いたい放題で本当に許していいのか」との批判が出ている。
  • 投稿内容を受け、複数の国会議員から「同総領事を受け入れ不適格(persona non grata)とし、追放すべきだ」との要求が上がっている。問題の投稿と国会議員の反応はXで拡散されている。

梅村みずほ議員(参議院・参政党)

山田宏議員(参議院・自由民主党)

外交官の追放(宣言)を意味する「persona non grata」は、1961年のウィーン条約(外交関係に関する)に基づく手続きであり、受け入れ国は自国の主権の範囲で当該外交官を国外退去させることができる。実際に追放措置を取るには、外務当局による事実関係の確認と慎重な判断が必要であり、政治的影響や両国関係への波及を考慮した上で決定される。

薛剣 中国駐大阪総領事Xより