11月11日はなんの日でしょうか。
靴下の日?ポッキーの日?
いいえ、ミヤコカエデのnoteが開始された日です!!
このブログを始めて今日で4年になりました。これまでいろんなブログをやってきましたが、一年かそこらで挫折。そんな中、このブログだけは今もこうして続いています。テーマが大好きな旅行ということもありますが、ひとえに読者の皆さんの支えがあってのことだと思います。改めて感謝いたします。
旅行が趣味、というとよく「オススメの場所ってありますか?」と聞かれます。結構答えに困ります。だって、みんな勧めたい場所だから。
とはいえ、4周年のこの機会に本当にオススメしたい場所を考えてみることにしました。「絶景が見られる場所」に絞り、5つを選んでご紹介したいと思います。
1. 静岡県・奥大井湖上駅
静岡県中部の山奥、大井川鉄道の奥大井湖上駅。ダム湖の中に突き出た半島を貫くように線路が伸び、その真ん中にぽつんと駅があります。長島ダムが開業した際に水没してしまう線路の付け替えを行った際に誕生した駅ですが、離れ小島の中に駅がつくられているかのようなロケーションと、この駅を一望できるビュースポットから見下ろす景色が絶景であることから一躍奥大井の観光スポットとして注目を集めることとなりました。
ちょうど今頃は近くの寸又峡の紅葉が美しい時期。寸又峡をからめてのドライブ観光も楽しい場所です。( ↓ 寸又峡の記事はこちらをどうぞ。)
2. 北海道・タウシュベツ川橋梁
北海道は十勝地方にある上士幌町。かつては帯広駅から国鉄士幌線が伸びていましたが、1987年に廃止となりました。士幌線の末端部にあり、ダムの下に沈んでしまった士幌線旧線の橋がタウシュベツ川橋梁。ダムの水位が低い時期にだけ顔を出します。寒さの厳しい冬の時期の方が水かさが低く見やすいそうですが、私が訪ねたときは夏でありながら水が記録的に少なくて橋の根元まで見ることができ、ラッキーでした。
西洋の遺跡のような様相で、この光景を観に多くの観光客が訪れます。ただ史跡にも何にも登録されていないので誰も管理はしておらず、このまま朽ち果てるのを待つだけなのだそう。橋全体が繋がっている姿を見られるのはあと数年とも言われています。今のうちに見ておきたい絶景です。
3. 香川・男木島
高松港から船に乗って40分。瀬戸内に浮かぶ波静かな島、男木島。
港周辺の集落の間を抜ける坂道を登ればマリンブルーに輝く夏の夏の海が一望できます。男木島は3年に一度開催される瀬戸内トリエンナーレの会場にもなっている島で、港や島のあちらこちらに芸術作品が点在しています。
今年のトリエンナーレは終了しましたが、一部の作品は常設されているので作品を楽しみながら島歩きするのもいいでしょう。のんびりと昼寝をする島猫に出会えるのも島歩きの楽しみのひとつ。どこで猫に出会えるか期待しながらの島歩きはとてもわくわくしますよ。
4 京都・嵯峨野 祇王寺・常寂光寺
ブログのサムネイルにもしているくらい好きな青紅葉。秋の燃えるような紅に染まった紅葉ももちろん大好きですが、それに負けないくらい好きで青紅葉を目的に京都の寺社を訪れます。雨上がりの祇王寺、常寂光寺は外国人観光客で大にぎわいの嵐山に隣接していながら人影はまばらで、ゆっくりと青紅葉を鑑賞することができました。
祇王寺は苔も有名な寺で、庭一面に敷き詰められた雨露に濡れる苔と、青々とした青紅葉でこれでもかという緑一色の世界に浸ることができます。常寂光寺では高低差のある青紅葉の景色に浸れます。
嵐山ほどではないですが、竹林の階段もあります。こちらの竹林はそこまで混雑しませんので、竹林をゆっくり味わいたい方はこちらの方がお勧めです。
5. 岡山県・旧遷喬尋常小学校
岡山県の北部に建つ今は使われていない学校、旧遷喬尋常小学校。教育を重視した町が3年分の予算に相当する額を投じて建築した学校です。廃校後も内部を公開して、学校として使われていたころの姿を再現しています。かなりいい木材を使用していたこともあって年を経あからこそ出てくる木の味わい深さもあり、古いことは否めないですがまだ十分現役で使えそうな建物です。
廃校は大好きでよく訪ねますが、ここの廃校舎は保存状態もよく外観内観ともダントツで素晴らしいと思います。
おわりに
今回は4周年記念ということで、わたしが旅した中で進めたい絶景観光スポットをご紹介しました。1つでも次の旅のヒントにしてもらえたら幸いです。
このnoteも5年目に突入します。引き続き旅のすばらしさ、楽しさをみなさんにお伝えできたらいいなと思っています。また、少し新しいこともしてみたいと考えています。この点については楽しみにしていただけたらと思います。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2025年11月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。