自民党YouTubeチャンネルの高市首相PR動画が「1億再生」の異常値

高市早苗首相の衆議院選挙に向けた公式PR動画が、異例の再生回数を記録し、広告費や税金の使われ方への疑問が広がっている。支持者の間には成果と受け止める声がある一方、「再生回数の不自然さ」「費やしたと思われる広告費の巨額さ」「政党交付金といった税金の使い道」といった問題点が指摘されている。

  • 自民党の公式YouTubeチャンネルに投稿された高市首相の衆院選向けPR動画「日本列島を、強く豊かに。」が、公示前の2月4日時点で1億回超の再生数を記録している。これは同チャンネルの登録者数約19.5万人に比べて異例の伸びである。
  • この再生数について、ネット上では「ヒカキンを超える再生回数」「再生回数がおかしい」「不自然な伸び方」との疑問の声が相次いでいる。特に初日はほぼ再生されていなかったのに、2日目以降に急速に視聴数が伸びたことも疑問視されている。
  • 動画が自然な視聴でこれほどの再生数に達する可能性に対して、「バズったのではなく広告によるブーストによるものではないか」という指摘が出ている。視聴の伸び方が他の投稿動画とは大きく異なっている。
  • YouTube広告単価からこの動画1本で数億円程度の広告費がかかっているとの推計を示し、これは毎年国から支給される政党交付金(約130億円)の一部である可能性が指摘され、「国民の税金が政治PRに使われている」として問題視されている。
  • 一方で「どの党も広告展開をしている」との反論や、「広告だから再生数が伸びるのは当然」といった意見もネット上では見られ、再批判する声も存在する。

今回の動画再生数の報道は、政治家や政党が、ネット広告をどのように活用するべきかという問題を改めて提示している。特に公的資金とネット広告の関係性や、視聴データの信頼性に関する議論が今後の選挙期間中に一層活発になる可能性がある。