中道改革連合、またぞろ党名変更論争で有権者への浸透は遠のくのか

中道改革連合は衆院選大敗の責任を受けて代表選を迎えるが、その直前に党名変更論が浮上し、党の路線と存在意義を巡る議論が急速に拡大している。各社報道を総合すると、代表選そのものよりも「何の党なのか」を問う危機に直面している状況だ。

  • 中道改革連合は1月に立憲民主党と公明党の合流で発足したが、2月の衆院選で大敗し、野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏が辞意を表明して代表選に入った。
  • 代表選は階猛氏と小川淳也氏の一騎打ちとなる見込みで、階氏は積極財政路線、小川氏は政権監視重視を掲げ、政策軸も大きく異なる構図となっている。
  • 選挙敗北の要因として各社は「立民と公明の支持層の不一致」「政策の不明確さ」「保守層・無党派層双方に訴求できなかった点」を指摘している。
  • 代表選直前に党名変更論が浮上し、階氏は刷新の必要性から前向きな姿勢を示した一方、小川氏は拙速な変更に慎重姿勢を取っている。
  • ネット上ではどんな党名になっても「結局どっちの党か分からない」などの揶揄が広がる一方、現状維持を求める声もあがっている。
  • 支持者の間でも「中道なのかリベラルなのか不明」「寄せ集め政党に見える」との評価が出ており、党名より理念の曖昧さが問題との指摘が増えている。
  • 党内では再編や分裂の可能性も取り沙汰され、旧公明系と旧立民系の路線対立が表面化している。
  • 代表選の結果次第では党名変更にとどまらず、路線転換や再編に発展する可能性があるとみられている。

今回の代表選は単なる執行部選びではなく、党のアイデンティティを決める局面となっている。党名を変えても路線が定まらなければ存続は難しく、逆に路線が定まれば再出発の契機にもなるため、代表選の結果は野党再編の行方を左右する試金石となる見通しだ。

小川淳也氏と階猛氏 立憲民主党HPより