テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、コメンテーターの玉川徹氏(63)がホームレスの人々に対する不適切な発言を行い、謝罪に追い込まれました。
日頃から政治家や企業の発言を厳しく追及してきた玉川氏だけに、SNSでは「他人には厳しいのに自分には甘い」と批判が広がっています。
他人の発言に激しくイチャモンをつける人物ほど、暴言を吐く自分に優しいという命題は、もはや経験則化しています。玉川徹氏は限られた番組を視聴するエコチェンには人気があるかもしれませんが、世間一般には凋落したテレビの象徴と認識されているものと推察します
https://t.co/TIWuqObYNN— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) October 24, 2026
薄毛の話題から飛び出した差別的発言
問題の発言があったのは10月22日の放送です。番組では抜け毛や薄毛について特集していました。
玉川氏は生活習慣によって薄毛が決まるわけではないと主張し、「ホームレスみんなハゲだっつうの」「あんだけ汚い生活してて、フサフサな人いるじゃないですか」と発言しました。
住居を持たない人々の生活を一律に「汚い」と決めつける、差別的な発言です。
玉川氏は番組終盤に謝罪しましたが、SNSでは批判が相次ぎました。テレビ朝日は本人の謝罪に言及し、今後も適切な放送に努めると回答しています。
過去にも失言で謹慎処分
玉川氏の失言は今回が初めてではありません。
2022年には、安倍晋三元首相の国葬で菅義偉元首相が読み上げた弔辞について、広告大手の電通が関与していると事実に反する発言をしました。
その後、訂正・謝罪し、テレビ朝日から10日間の謹慎処分を受けています。
政治家の発言には厳しい批判を浴びせながら、自分の発言については謝罪すれば済むのでしょうか。他人に厳しい人物ほど、自分には甘いという印象を与えてしまいます。
昭和のお笑い芸人なら許された?
落語家の立川志らく氏も今回の発言に言及し、玉川氏について昭和のお笑い芸人になっていればよかったと皮肉りました。
10月24日(土)
モーニングショーで玉川徹さんの薄毛に関する発言。
「生活習慣とかで変わるものだったら、ホームレスみんなハゲだっつうの」
「あんだけ汚い生活してて、フサフサな人いるじゃないですか」
とんでもない差別発言であり人権無視の発言であることは間違いない。
ただ、これ、その昔のツービートとかが漫才のネタで言いそうな毒舌ネタみたい。あるいは談志が落語のマクラで言いそうなネタ。
つまり真面目な空間で真面目な人がいうからそれは正論を言ったと捉えられ差別、侮蔑だと怒られる。
それこそツービートの「赤信号、みんなで渡れば怖くない」を交通事故の話題の時にコメンテーターが言えば大問題になる。
談志が司会をやっていた頃の大喜利の問題で「酔っ払い運転は何故いけないのか?」「人を轢いた時に充実感がないから」
これもワイドショーでやったら大問題、いや、令和の時代ならばツービートのネタも談志のネタも、それがバラエティであっても炎上する。特にSNSにおいては洒落は全く通じない。
玉川さんも夜の性接待でお馴染みになった中野信子さんも昭和の時代のお笑い芸人になっていればよかったのにね。— 志らく (@shiraku666) October 24, 2026
確かに昭和のテレビでは、現在なら問題視される毒舌や冗談も珍しくありませんでした。
しかし、玉川氏が出演しているのは社会問題を論じる報道・情報番組です。笑いを取る芸人と、社会正義を語るコメンテーターでは、発言に求められる責任が違います。
テレビ局こそ二重基準を改めるべき
問題は、玉川氏を起用し続けるテレビ朝日の姿勢にもあります。
ワイドショーでは、刺激的な発言をするコメンテーターほど注目されます。しかし、歯に衣着せぬ発言と、根拠のない決めつけや社会的弱者への侮蔑は別物です。
政治家が同じような発言をすれば、番組は連日取り上げ、資質や責任を厳しく追及するのではないでしょうか。
一度の失言で直ちに降板させる必要はありません。しかし、問題を繰り返しても謝罪だけで幕引きするなら、テレビ局の公平性が疑われます。
他人には説明責任を求めながら、自分たちは謝罪だけで済ませる。そんな二重基準こそが、テレビへの信頼を失わせているのではないでしょうか。







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