株式会社アゴラブックス(東京・千代田区:池田信夫社長)は、本日よりWebサイトで電子書籍を発刊・発売いたします。
発刊される書籍は、書き下ろしの新刊をはじめ、および既存の出版社との協力において、既刊の書籍も順次電子文庫化して発売いたします。また、著者によるダイレクト出版という形で、インターネットより広く著者を公募し、弊社にて個別に審査。質の高い原稿を電子化し、出版をおこなってまいります。その他、質の高い学術書も公募し、電子化・発売してまいります。
電子書籍の閲覧は、弊社がiPad用に最適化したプラグイン不要のAJAX(エイジャックス)技術を利用した”AJAXリーダー”を利用いたします。これはコンテンツをクラウド型で提供し、iPadに搭載されるSafariはじめブラウザーのみで閲覧できるものです。そのため、今後続々と登場するタブレット型PCやその他のスマートフォンにも対応し、電子書籍を閲覧することが可能です。
また、このAJAXリーダーは、iPadで読めるリーダーとしては日本初となる”ソーシャルメディア”に連動しております。つまり、ユーザーが他のユーザーと共有したい情報をツイッターなどで共有できるサービスです。書籍の場合は、書籍に貼られた付箋を共有するようなもので、ある書籍の特定の箇所に貼られた付箋情報をツイッターなどでつぶやくことにより、その書籍を購入した他のユーザーと情報を共有できます。
その他、ソーシャルブックマークにも対応しており、livedoor クリップ、JUGEMブックマーク、はてなブックマーク、Buzzurl(バザール)、Yahoo!ブックマーク、Google ブックマークを利用することができます。また、付箋情報をメールで送ることもできます。
アゴラブックスでは、ソーシャルコミュニケーションの機能を今後も充実させ、クラウド型リーダーならではの新しい読書のスタイルをみなさまにご提案いたします。
今回オープン記念として6月15日まで下記2タイトルを特別価格で販売いたします。
当初刊行書籍
■アゴラオリジナル(書き下ろし)
・片山さつき・池田信夫著:『構造改革は終わらない』<特別価格150円(税込)>
■アゴラ文庫
・田代真人著:『電子書籍元年』(インプレスジャパン)<特別価格525円(税込)>
・池田信夫著:『ハイエク 知識社会の自由主義』(PHP研究所)
■アゴラ学術出版
・池田信夫著:『情報通信革命と日本企業』(NTT出版)
・西和彦著:『統合メディアシステムのアーキテクチャに関する研究』
※両書ともクリエイティブ・コモンズ・ライセンスにて提供
コメント
アゴラブックスオープン、おめでとうございます。
新聞1部の値段で書籍が買えるのですね。すばらしいことだと思います。
レスポンスがよくなっている気がします。ページ送りの処理が全く気にならないですね。
特に、ツイッターで気になるページを簡単に紹介できるのはとても良い仕組みだと思います。ただ、URLをクリックすると、いちいちログイン画面が表示されるのはめんどうです。PCだけかな?
iPadを購入する予定なのですが、iPadではどのように見えるのか、いまから楽しみです。
これからも応援しています。