内定をくれない企業を恨む前に

2010年12月04日 17:01

就職がまだ決まってない大学四年生は全体の43%にも及ぶそうです。先日はそうした学生がデモ行進をしているニュースを見ました。しかし、いや、ちょっとまて、といいたい気分が僕にはあります。

話が変わりますが、最近、AppleTVを使って、いまさらながら「プラダを着た悪魔」を観ました。


主人公の女性は大学を卒業し、ジャーナリストを目指しますが、たまたま高級ファッション誌のカリスマ女性編集長のアシスタントの職を得ます。彼女は仕事は仕事だからと、わがままな編集長の言うことを必死にこなしますが、ファンションに興味がないので、ベルトの微妙な色の違いであーだこーだと言っている連中をみて失笑したりしてしまいます。

そんなおり、どうしてもかなえられない難題を前に、ついにキレてしまう彼女は、なんでこんなにがんばっているのに認めてくれないんだ?と同僚に愚痴をぶちまけますが、意外にもその同僚に「いや、君はがんばってないよ」と言われて愕然とするのです。

つまり、仕事をいくらがんばっているとしても、彼女は相変わらずファッションに興味がない。まわりは自分たちの雑誌に載せているようなファッションを自ら取り入れて華やかに装っているのに彼女は地味なまま。ファッションを軽蔑しているなら、なぜここにいる?ここはファッションの最先端なのに、と彼女の同僚はいうわけです。そういう態度自体が、向き合うべき仕事に対して真摯じゃない、といっているのです。

ファッション業界にいるならファッションに詳しくならなくてはならないし、それを愛してなければならない。必死に働くのは当たり前なんですから。
同じように、たとえば僕たちモディファイはベンチャーです。そしてテクノロジードリブンの会社です。ならば、ベンチャーで働くということはどういうことなのかを理解しなければならないし、テクノロジーに強い興味を持たなくてはなりません。

映画「ソーシャルネットワーク」で、ナップスターの創業者でありFacebookの初代社長となるショーン・パーカーは、ザッカーバーグの友人で共同経営者であるザヴェリンが、シリコンバレーに来たがらない、ネクタイをしている、ニューヨークでスポンサーを捜している、Facebookの使い方もよくわかっていない ことをみて、「こいつは不要だ」「追い出そう」と考えます。
僕たちはベンチャーなんです。あまりよくない環境に耐え、成功のために戦う強い意思が必要です。そして僕たちはテクノロジーを愛する会社なんです。自分たちの作った製品を愛し、自信を持ち、それらの使い方や存在意義を十二分に理解する。それが大事なことです。

ちなみに、そういう人材を求めています。本気で。もし興味があれば facebook.com/hiro1004 までどうぞ。

明日からがんばります、という人がいますが、これにはいつも失笑させられます。そうじゃない、いまからがんばります、といわなきゃならないんです。

それがアントレプレナーシップというものですから。合い言葉は、いますぐ、です。昨日でもなく明日でもなく。いま、ですよね。

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