意味不明な民主党代表選

2012年09月13日 11:25

朝日新聞の伝える所では、野田VS.反野田くっきり 民主代表選討論会との事である。

民主党代表選(21日投開票)の候補者4人による討論会が12日、日本記者クラブの主催で都内で開かれた。野田佳彦首相の政権運営に批判を強める他の3候補は、首相が「最大の成果」と誇る消費増税にも矛先を向けた。


野田首相に批判を強める3候補との朝日新聞説明であるが、この3名どう見ても将来の民主党代表、更には総理大臣候補の器、器量とは思えない。寧ろ、次回の選挙での落選候補筆頭ではないのか?

次期選挙に備えての自己アピールの場と割り切っているのかも知れない。しかしながら、三名共、既に閣僚経験もあり、今更顔と名前を売る必要があるのだろうか?

寧ろ、閣僚時代の働きぶりを通して、将来の日本のリーダーとしての資質の欠如が焙り出され、結果としての彼らの今日があるのではないか?

仮にそうであれば民主党代表選に候補者として出て来たからと言って、事態が好転するとは思えない。

最後は、手続き上の問題である。仮に野田首相が再選されず、三名の内の誰かが次期民主党代表に選出されたとすると、直ちに国会を召集して、首班指名選挙を実施せねばならない。

国会議員の離反が相次ぐ民主党である。首班指名で、別の党の誰かが指名されたとしても少しも驚かない。

しかも、この三名の内の誰が選ばれても国民は落胆し、民主党の凋落は加速する事に違いない。他候補の代表選勝利はサッカーで言う、「オウンゴール」と言う事に他ならないのである。

野田首相が公開討論会で主張した消費増税、公約に明記は理に叶った、真っ当な主張である。

更には、何度も繰り返して恐縮であるが、消費増税と本来コインの裏表の関係にある、社会保障費見直しに依る歳出削減も強調されるべきであろう。

民主党は次期選挙を、「迫り来る、財政破綻から日本を救える唯一の政党」のアイデンティティー、ブランディングで戦う事が望ましい。

ポピュリズムに走る他政党党首をハーメルンの笛吹き男として、切って捨てるのである。

今回代表選に立候補した三名は、民主党の置かれたかかる現状を理解しているとはとても思えない。政治センスが疑われる。後進に道を譲り、さっさと引退する事が望ましいのではないか?

山口巌 ファーイーストコンサルティングファーム代表取締役

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